第137回 京都大学丸の内セミナー
(現地/オンライン)

空気の中のマイノリティーと地球環境のおはなし 

令和日(金)18:00 ~19:30

 髙橋 けんし(生存圏研究所・教授)

 近年、新聞やテレビで、マイノリティー(minority)という言葉を見かけたり聞いたりする機会が増えました。英和辞典でマイノリティーを調べると、“少数派”という訳語が載っています。マイノリティーの対義語はマジョリティー(majority)で、こちらは“多数派”という訳語が載っています。私たちが日ごろ何気なく吸っている空気にも、マイノリティーと呼べる物質が含まれています。私たちにとって不可欠な、空気中のマジョリティーといえば酸素です。では、空気中にはどのようなマイノリティーが存在するのかご存じでしょうか? 空気中のマイノリティーは、私たちにとって、何かいいことがあるのでしょうか? それとも、よくないことでもあるのでしょうか? 
 空気中のマイノリティーの種類や量、そして、それらが場所や時間でどのように変化するかを調べると、私たち人間や自然の営みについて深く知ることができます。地球環境の今、そして、未来について、空気中のマイノリティーが映し出す世界を通して考えてみたいと思います。