第122回 京都大学丸の内セミナー
第122回 京都大学丸の内セミナー
利己性の進化が維持する生物多様性
利己性の進化が維持する生物多様性
令和4年8月5日(金)18:00 ~19:30
小林和也(フィールド科学教育研究センター 准教授)
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ダーウィンの進化論というとどのようなイメージをお持ちでしょうか?恐竜の生き残りが鳥になったとか、ネズミのような祖先からサルが進化してきたといった例を思い浮かべるかもしれません。あるいは最近の感染症流行のニュースから、新たな変異株の進化といったフレーズを聞いているかもしれません。
「進化」は身近なところでもよく耳にするフレーズではありますが、一方でそのメカニズムはしばしば誤解され、様々な生物現象に間違った結論が付されてしまっているのを見かけます。
本講演では、進化の基本的なメカニズムを解説し、進化が生物多様性を維持するメカニズムとして機能している可能性についてご紹介します。