第100回 京都大学丸の内セミナー
「人口減少社会のデザイン」
日本は2011年から本格的な人口減少社会となった。これは人口や経済が増加を続けた明治以降の100数十年とは根本的に異なる時代に日本社会が入ったことを意味すると同時に、同じく「拡大・成長」を基調に展開してきた近代社会あるいは資本主義の変容とも呼応している。こうした新たな時代状況において、人間の「こころ」はどう変化し、またそこではどのような社会の構想が求められるのか。幅広い視点から考えてみたい。
日本は2011年から本格的な人口減少社会となった。これは人口や経済が増加を続けた明治以降の100数十年とは根本的に異なる時代に日本社会が入ったことを意味すると同時に、同じく「拡大・成長」を基調に展開してきた近代社会あるいは資本主義の変容とも呼応している。こうした新たな時代状況において、人間の「こころ」はどう変化し、またそこではどのような社会の構想が求められるのか。幅広い視点から考えてみたい。