第124回 京都大学丸の内セミナー

第124京都大学丸の内セミナー

知床の海棲哺乳類

令和10日(金)18:00 ~19:30

 三⾕曜⼦野生動物研究センター 教授)

受講申込み受付は7月初旬開始予定です。

 知床半島およびその周辺海域は、2005年に世界⾃然遺産として認定されています.本海域は、冬に海氷がやってきてアザラシ類の繁殖場となり、春になって海氷が融けると植物プランクトンのブルームがおき、動物プランクトンを⾷べるヒゲクジラ類や、⿂類、頭⾜類を⾷べるハクジラ類、トドなども集まってきます。近年、本海域に集まる海棲哺乳類を⾒るため、ホェールウォッチングも盛んになってきました。

 私たちの研究グループでは、季節ごとにどのような海棲哺乳類が集まるのか、なぜ集まってくるのかを明らかにするため、⽔中⾳響記録計による鳴⾳モニタリングや、船による⽬視調査と海洋観測を⾏ってきました。本講演では、調査で分かったことを紹介するとともに、彼らと共に暮らす海を守っていくためにはどうしたら良いかを考えていきたいと思います。

海氷の上で休むゴマフアザラシ

ナガスクジラとハシボソミズナギドリ