第143回 京都大学丸の内セミナー
(現地/オンライン)
第143回 京都大学丸の内セミナー
暗号通貨とそれを支えるブロックチェーン
暗号通貨とそれを支えるブロックチェーン
令和6年12月6日(金)18:00 ~19:30
首藤 一幸(学術情報メディアセンター・教授)
Bitcoinに代表される暗号通貨は、2008年に公開された1本の論文から始まりました。それから十数年、その種類は2万種類を超え、NFT、DeFi(分散型金融)、DAO(分散型自律組織)などのイノベーションを産み出し続けています。
セミナーではまず、暗号通貨を支える技術であるブロックチェーン、その仕組みを紹介します。続いて、ブロックチェーン上で起き続けているイノベーション、具体的にはスマートコントラクト、NFT、DeFi、DAOなどを紹介します。暗号通貨と言えば、数百億円相当が盗難されたという事件をご記憶の方もいらっしゃるでしょう。暗号通貨はどうやって盗難されるのかを解説します。最後に、ブロックチェーン・暗号通貨が社会に与えつつあるインパクトのうち、金融についてのもの、具体的には暗号通貨LibraやCBDC(中央銀行デジタル通貨)について述べます。