第130回 京都大学丸の内セミナー
(現地/オンライン)
ウイルスの大きさは1万分の1mmしかなく、肉眼でも光学顕微鏡でも見ることができません。しかし、電子顕微鏡を使うことで、この小さなウイルスを初めて可視化することができます。
本講演では、私たちがさまざまな電子顕微鏡法を用いて明らかにしてきたインフルエンザウイルスやエボラウイルスの細胞内増殖機構について講演します。ウイルスが感染細胞内でどのように増殖し、どのように子孫ウイルス粒子が形成されるのかについて、視覚的にできるだけ優しく紹介したいと思います。
インフルエンザウイルス
インフルエンザウイルス粒子の3次元モデル
エボラウイルス感染細胞